千葉県の八千代市秀明大学前でケーキ屋のマダム柳珠美です。本職はヴァンドゥーズ(菓子販売員)ですが、パティシェール(女性の菓子職人)が夢だったのでクッキー作りなどもしています。小さな街からフランス菓子の美味しさと魅力、そしてマダムの日常をお届けします
11月秋も深まる頃
近年、私達の関心事といえば、、
「シュトーレン」
ドイツ、フランスなどヨーロッパで
クリスマスの時期に食べられている伝統菓子
最近は百貨店、街中のパティスリー
ブーランジェリーでもよく見かけるように
なりました
私達もお取り寄せして
お試しシュトーレンが毎年の
お愉しみとなっています
そう、今日もそっとぽちりました、、
昨年ようやく行くことが出来た
念願のドイツパンの店タンネ!
この時は贅沢にも
朝食をいただくという、、
また行きたいという願望がなかなか叶わず
ですが
シュトーレン→ヨーロッパ→
ドイツ→ドイツパンの店タンネ
という訳で今年はこちらを。
そして、、
ショージさんは他店のシュトーレン
狙っているようです
さて、お店では昨年まで11月下旬頃から
仕込み始めていましたが
今年は早めのスタートです
とは言っても例年仕込みは
定休日に1日かけてショージさん
一人で作業します
発酵具合をみながら
全神経をシュトーレンに集中させたい
のではないかと(私の予想)
こうして造られたモノは
レシピが変わっていないのにも関わらず
毎年進化しているように感じます
小ぶりなサイズですが
色々なものがギュギュッと
詰まっています
レシピは
フランスでの修行時代に
パリのオテルメルディアンのシェフ
ムッシュモネ直伝のレシピを再現したもの
ヨーロッパの流れを受け継いだレシピを
2021年小さなパティスリーでも
召し上がっていただける
嬉しい限りです
生地にアーモンドの旨味たっぷりの
ローマジパンを贅沢に練り込むのも特徴
レザン(レーズン)、オレンジ、
胡桃、無花果、プルーン、マンゴ
は4種の洋酒に漬け込んで熟成させ
生地に練り込んだ奥深い味わいです
まずフルーツの漬け込みに1週間
当日
はじめに中種を作り1時間発酵
↓
本捏ねで生地を仕込み1時間発酵
↓
ナッツ、フルーツを加えて40分発酵
↓
分割、成形して40分発酵
ようやく、、40分焼成
↓
荒熱が取れたら澄ましバターのお風呂に
ぼちゃん
この澄ましバターは
上澄みと底に沈んだ油脂分の
調度真ん中に旨味が集中するので
そんなことに細心の注意を払いながら、
↓
冷めたらグラニュー糖をまぶして
4~5時間
↓
粉糖をまぶして
↓
ひとまず完成!!
あとはラップをして
2週間ほど寝かせます
この長~い道のりを楽しんで
作っている人→ショージさん
熟成して試食を楽しみにしている人
→私(笑)
ですが、
待っていて下さる方がいるからこそ!
今年はシュトーレン(ノーマル)と
さらに昨年ご好評いただいた
ショコラシュトーレンも
ご用意します
ショコラシュトーレンは
ココア生地に粒々ショコラと
刻みオレンジをさらにプラス
濃厚な味わいに仕上がっています
ギフトとしても喜んでいただけますよう
ラッピングもしています
缶、可愛いですよね~♡
さてタマミィーユでは通販の
窓口も増えまして、、
タマミィーユオンラインショップ
BASEタマミィーユ
ふるさとチョイス↓
(こちらのみ来週末~掲載予定です)
この3つでお買い求めいただけます
個性が光るシュトーレンを
愉しまないなんてもったいない!!
是非、タマミィーユ以外でも
食べ比べをして下さい♪
年末は充実したシュトーレンライフ
を送りましょう!!
本日もお読みいただき
ありがとうございました
マダムTamami