千葉県の八千代市秀明大学前でケーキ屋のマダム柳珠美です
本職はヴァンドゥーズ（菓子販売員）ですが、パティシェール（女性の菓子職人）が夢だったのでクッキー作りなどもしています。小さな街からフランス菓子の美味しさと魅力、そしてマダムの日常をお届けします
【2017・7・1 Vol 5】
「お気に入りの店」
というからには、
もちろん初めて訪れた
というのではなく２回目以降ですね
もう一度行ってみたい！と願いが叶った
お店のご紹介です
我が家から車で３０～４０分程の四街道市にある
ブーランジェリー(パン屋)「ボースィエル」さん
そのオーナーシェフあるムッシュデリニオン。
少々重そうな体はさすがムッシュ！
といった貫禄。
息子のKenjiさんに的確に指示を出しながらも
初対面の私達に気さくに話かけて下さいました♪
もともとフランスのコルマール出身のムッシュは
ドイツ語圏だったため、学校はドイツ語、
家ではフランス語。
そして日本にきて43年、
本土では通じない鹿児島弁からはじまり、
標準語の日本語
仕事では英語、イタリア語もご堪能だとか。
そんな中ムッシュと話す女性が･･･
パン屋さんに馴染んで、
見た目はわりと地味な服装の
少し年配の女性だなぁと思っていたら
そう、その女性こそマダム。
フランス語べらべら！
もう流暢に話していて！
そりゃあ、奥様なので
当たり前といえば当たり前なんだけど
そんな姿はもう単純にカッコイイ！
そのギャップにやられましたー！
お店の中はこんな感じでー
この凛々しいバゲットトラディショナル！！
こちらは我が家のディナー用で購入。
parisのブーランジェリーを思わせる品揃え。
これだけあると
もう見ているだけでワクワクします♪
パテ、ソーセージもムッシュ直伝！
いわゆる日本の菓子パンもいくつか
おいてはありましたが、
ムッシュは「一切私はやらない」よと。
そのあたりがまたステキ♪
お野菜たっぷりのキッシュはランチにぴったりの
ボリューム。厚みのあるタイプは私好み♡
ディニッシュ生地のパンオショコラと
りんごパイショーソンポンム。
以前タマミィーユでも作っていた
これらのヴィエノワズリーは
やはり、どーしても気になります
フランスでは、クラフティ（写真はさくらんぼの
クラフティですね）なども
パン屋さんにフツーにおいてあるアイテム。
パティスリーの上品なサイズよりも
ボリュームのあります！
こんなパンの数々に囲まれる幸せなひととき～♪
もういるだけでシアワセなんですよね
でも、この心地の良さは
果たして商品の品揃えだけ
なのか
やはりムッシュ、マダム、息子さん
この方達の数十年かけた店づくり、
ここのパンを買いたい！
だけでなく、
この人達に会いたい！
なんだろうなぁ
うちもそんなお店でありたいなぁ
最後にムッシュが
トラディショナルを伝える難しさ
を話されていましたが、
そんな話を聞きながら
今こそチャンスはある！
そう思いました。
そんな場面でこの場所を使えたらー
ですね。
微力でもちょっとずつでも
伝え続ければ聞こうと思ってくれる人の
元に届くのではーと。
７月にはパリ祭りということで
予約しましたよ～♪
パリのブーランジェリーにいる気分に
浸りたい方、
美味しいバゲッド、ヴィエノワズリー、
クロックムッシューなど（結局全部ですが）
本格派にこだわる方、
そしてそして
ムッシュや息子のKenjiさん（ハーフです♡）
に会いたい方、是非一度訪れてはいかがでしょう♪
ボー・スィエル
http://tradition-france.com/crbst_2.html
本日もお読みいただき
ありがとうございました♪
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