千葉県の八千代市秀明大学前でケーキ屋のマダム柳珠美です
本職はヴァンドゥーズ(菓子販売員)ですが、パティシェール(女性の菓子職人)が夢だったのでクッキー作りなどもしています。小さな街からフランス菓子の美味しさと魅力、そしてマダムの日常をお届けします
【2018・8・20・Vol38】
昨日お客様よりお問合せの
お電話がありました
「引菓子に使いたいんですけどー
あの缶菓子は日持ちどれぐらいですか?」
時折、こんなお電話頂戴します。
引菓子というと、会場でお招きした方に
お渡しするものーという想像から、
こう説明させてもらいました
「今の季節、この商品は要冷蔵なので、
お持ち歩きのことを考えると
引菓子には向かないかもしれません」
「そーなんですね、、、」と
電話の向こうで落胆の声。
商品的にはとってもオススメしたいけど
送り先での保存方法や、持って帰られる方
のご都合を考えるとオススメできない、、
変わりに取り扱いのしやすい
常温保存の缶菓子をおすすめしてみましたが
「あの缶のデザインが気に入ってる
ですよね~」と。
そうか、このデザイン缶が気に入って
下さったんだ!そう思った瞬間とっさに
「おまとめのご注文でしたら中のお菓子を
他のクッキーなどの常温保存の商品に
変えることもできるかもしれません」
かもしれませんって
なんという中途半端な言い方!!
とあとで猛反省しましたが、
一人で決められることではないという
とっさの判断からでたセリフでして、、
お客様にどうぞご検討下さいとお伝えして
電話をきりましたが、
そのあと、よくよく考えてみて
「これ、ありかも!」
ひとつのパッケージにこの菓子、にこだわりすぎ
ることもないかなーと。
パッケージ、お菓子、お日持ちと全ての
ことを考えるとお客様の嗜好にあったものは
限られてしまう。
特に、引菓子など一生にそう何度もないイベント
気に入った、思い入れのあるものを
と考えているお客様に
寄り添った菓子ギフトを作らせて
もらってもいいんじゃない?って
思いました。
もちろんシェフもOK!
昨日のお客様から連絡をいただくかは
さておき、
そんなご相談をいただいたら
50缶ぐらいであれば通常店頭にある
菓子への中身のご変更、
100缶以上であれば、ご相談に応じて
可能な限りお客様のお好みにあわせた
菓子もご用意しようかと思っています。
思えば、今回の商品提案だけでなく
少し前にいただいたご注文
お客様のご提案から。
さかのぼることクリスマスの缶2ケ詰め合わせも
お客様からの「こんなのできないの?」から
商品化となりました。
そうなんです。
いつもいつもお知恵を拝借させていただき
その商品がこれまたヒットする!!
というなんとも有難いことの連続です
売れる売れないよりも
そんな声を聞き逃すことがないよう
小さな声、ひとつの意見でも
大切にしたいなーと
再度確認した出来事となりました♪
どうぞ温かく見守って下さると
嬉しいです。
ということなので、
ご相談はどしどし受け付けております!
本日もお読みいただきありがとう
ございました。