食いしんぼうマダムの誕生日=タルトの日

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千葉県の八千代市秀明大学前でケーキ屋のマダム柳珠美です
本職はヴァンドゥーズ(菓子販売員)ですが、パティシェール(女性の菓子職人)が夢だったのでクッキー作りなどもしています。小さな街からフランス菓子の美味しさと魅力、そしてマダムの日常をお届けします

【2017・8・12Vol14】

いつも誕生日が近づくころになると

今年はどんなタルトを作ってもらおうかなぁ

とあれやこれやと考えはじめます

ケーキ屋マダムなので、

誕生日に特製ケーキを作って

もらうという嬉しい特権はあるのですが

ケーキというよりはいつも「タルト」

というカテゴリーで

考えてしまうほど、大のタルト好きです♥

お店をスタートしてから20年ほどになりますが

思い返してみても

あれ?やっぱり、ずーーーーっとタルトでしたね

そういえば、十数年前に行ったフランス旅行

体調を崩してしまい、具合が悪い中

どうしても食べたくて、パリのストレールという

パティスリーで、いちじくのタルトだけは

食べられた、、、というエピソード

思い出しました、、、。

さてさて、本題に戻ります

夏なので、

いちじく、ブルーベリー、桃、ネクタリン、それに

そうそう、酸味の効いたレモン。

どれも焼いてもフレッシュでも美味しいので

悩ましい選択です。

フルーツを決めたあとには、タルト生地。

2種類あるタルト生地はそれぞれの

美味しさがあり、どちらも・・・・

甘い生地(パータシュクレ)はサクリとした

食感が外せないし、塩味の生地(パータフォンセ)

はあのパリッとしてアーモンドクリーム

フルーツと馴染んだ一体感がまた絶妙。

毎年、あれこれ言いながらも

やっぱり桃よね~と

近年桃を焼き込んだり、ソテーしてのせたり

またフレッシュをデコレーションしたりの

桃シリーズだったのですが

今年は、自分で摘んできたブルーベリー

に決定!しました~そして、タルト生地も

上に絞るカスタードにあわせて

甘い生地(パータ シュクレ)にしましたよ

タルト生地を敷いて、中にアーモンドクリームを

絞るのですが、今年はフレッシュのブルーベリー

も一緒に焼き込むという贅沢♪

みず水しいジャムのような果実と

アーモンドの香ばしさが焼きあがった時に

これがまたいい香り~♥

タルト台が冷めてから、カスタードを絞り

ブルベーリーをできるだけ沢山盛り付けます!

出来た~、出来ました!

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そう、マダムといえども

贅沢なオーダーケーキは誕生日ぐらいなもので

1年に1回のお楽しみの日です

それでもね、

やっぱりタルトなんですよね

来年は何タルトにしようかな~♪

そして、私マダムの夢は

将来タルト屋さんを開くこと♥

まだまだ先の野望ですけどね。

本日もお読みいただき

ありがとうございました

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