千葉県の八千代市秀明大学前でケーキ屋のマダム柳珠美です
本職はヴァンドゥーズ(菓子販売員)ですが、パティシェール(女性の菓子職人)が夢だったのでクッキー作りなどもしています。小さな街からフランス菓子の美味しさと魅力、そしてマダムの日常をお届けします
【2019・2・3Vol26】
久しぶりのブログ更新です♪
さてさて
近頃、伝えたいこと
伝わるということ
日々、いろんな場面で考えるように
なりました
最近、そのふたつが繋がったことを
身近に知ることができました
今までは知ることができなかったこと
知らずに遠くから眺めるだけだった
SNSの世界。
ですが
すこーしずつ、
スローペースではありますが
インスタやツイッターを始めました
理解ある友人達の協力を経て
フォロワー数はいいね数に
時々へこみながらも
励まされ、自分自身を励まし
そんな、ぼちぼちの毎日ではありますが
ひょっこり嬉しいことも増えてきました
お客様からのメール
こんな一文がありました
「文字がプリントかと思っていたら
手書きで非常に感動致しました!」
そう、私が地道に書いているお礼状。
つたないカリグラフィーの文字を見て
こんなメールを送っていただいたのです
またあるときはツイッターに
「お菓子に手書きの手紙が添えられていて
感動した。
ご挨拶文も手書きで書かれていて
丁寧なお菓子屋さん
みなさんにもおススメです」
ですって!
丁寧なお菓子屋さんなんて
私にとっては
最上級の褒め言葉!
缶を喜んでもらえるのも
菓子を喜んでもらえるのも
もちろん嬉しいのだけれど
その想いをのせた手紙
伝わるといいなぁと
思いながら綴り
伝わっているという実感がなかった
だけど、
みなさんが教えてくれる。
届いてますよーと
メッセージを送ってくれる
ありがたいです
今まで知らなかった世界に
少しの勇気をもって踏み出したら
そこには出会いがありました
いつもご来店いただいているお客様と
の何気ない会話
「これからどこに行かれるですかー?」
旅行に行ったこと
お子さんの近況など
他愛のない話しをできる
そんな空間で、お店でありたい
実店舗はもちろん
SNSで繋がった世界でも。
そんなことで
「お客様に気持ちに寄り添えるといいな」
気持ちの真ん中には
いつもそのことを考えています
今日、ご近所のお客様が
デコレーションを買いにご来店。
顔なじみのご近所のおばあちゃま。
お誕生日ですか?と聞くと、
「そう、息子の。生きていたら50になるかしら」
・・・
二十数年前に亡くなられたそう
50歳と言えば
生きていたらちょうど私達ぐらい。
(ほんの少し私のほうが若いけど)
もう、なんだか胸がいっぱいになり
そうなんですねー
と話を聞くのが精一杯で
言葉がでませんでした
数十年経っても誕生日をケーキで
お祝いしてあげる
そんなおばあちゃまの気持ち
・・・・・・
お客様の気持ちに寄り添う
言うことは容易いけれど
なかなか
なかなか
難しいなぁ
さてさて
きょうは節分。で、今年の鬼担当は
娘のご指名で私!
今夜は子供達の気持ちに寄り添って